8月4日(木)、今日は京都最古の禅寺、『建仁寺』へ行く。八坂の塔のすぐ近く、庚申堂から上がったところに1年半ぐらい前に開いた店のようだ。
ちょっとセンスのいい店である。かき氷を食べて10時過ぎからゆっくりしていた。
庚申堂でおみくじを久しぶりに求めた。『吉』。ここのおみくじには語れば長い私にとっての歴史がある。長いので語らない。
建仁寺に着いたのは、12時だった。建仁寺は臨済宗建仁寺派の総本山。でも、禅宗の祖である栄西禅師が迫害を受けつつ、開いたお寺。
たぶん、伽藍を拝観するのは初めてだと思う。すべてに素敵だった。
凛とした空気が漂う『法堂(はっとう)』の圧倒的な迫力、方丈の壮大さ、『風神竜神図屏風』、橋本閑雪の襖絵、茶席『東陽坊』、『潮音庭』などなど。そして、開放的なお寺の雰囲気も素敵だった。
スケッチしていたこともあるが、建仁寺を後にしたのは、3時近かった。実は離れたい気がしなかった。
帰り際、私の家も同じ宗徒であり、息子への数珠を購入した。
昼食をとる店を探していた。宮川町、松原通と附近を自転車で回った。
とてもいい店があった。『力餅』。
カレーうどんと大福餅(懐かしい大きなあんこ餅である)を食べて、760円なり。とてもおいしかった。京都で生まれ育った近所のおばあさんもありがとう。