2011.5.23-26 東北を訪ねて
朝少し慌て気味に支度し、自宅を軽快にスタートしたと思ったら、途中で防寒対策が不十分との判断で、一旦戻り、妻に駅まで送ってもらうことに変更した。自宅に戻るや否や、すぐに自転車を輪行バッグに入れ込み、防寒着を妻にもってきてもらい、再出発とあいなった。
8:10発熱海行き電車は各駅停車である。かなりのんびりした旅がスタートした。静岡と沼津では、ある程度の乗降客があった。熱海には10:47に到着した。すぐに、異なるホームに移動した。11:00発の東京行き快速アクティーに乗車しないといけない。なかなか大勢の乗客がいる。月曜日のこの時間帯に在来線に乗車し、東京方面に出かける人たちです。座席はほとんど満席状態で、立っている人もちらほらという状態です。
東京には12:36に到着予定です。その後、郡山に向けて、13:08の新幹線『やまびこ』に乗車予定です。
今はすでに新幹線『やまびこ』の車内。ここはどこだろう? 大宮駅に着いたのです。
東京駅では、待ち時間が12:36に到着してから、13:08の『やまびこ』が出発するまでの間、32分間もあったのだが、東海道線から東北新幹線のホームへの移動と、駅弁を買うので、結構忙しかった。そして、ホームでは間違えないように、近くの人に聞いてから、乗車した。
私は、進行方向に向かって、車両の一番後ろの席を選び、大きな荷物(自転車)を置いた。
駅弁は『青葉の宴』という季節限定の駅弁とのこと。1300円なり。お茶代150円。しかし、物足りなかった。少し残念。
インターネットを見ていたら、やまびこはすでに宇都宮を出ている。そろそろパソコンをしまい、降りる準備をしよう。
郡山に到着しました。駅から外へ出てみると、正面にまっすぐ伸びている通りの先に宿泊するホテルが見えた。『郡山ビューホテルアネックス』です。300mほどに見えたので、自転車を組み立てず、輪行バッグのまま歩いた。
ホテルに着くと、待ち合わせの時間より少し早かったが、大越さんはもう見えていた。38年ぶりの再会である。私たちは喫茶室でコーヒーを飲みながら、いろいろと話をした。懐かしい話や、3年ほど前に電話で話したときの話など、限りなく話した。夕食を一緒にしようということで、18:00にもう一度待ち合わせすることで、一旦、別れた。
私は、今回の東北行きの大きな目的の一つ、被災地を自分の生の目で見ておくことのために、1時間程度市内をサイクリングしてみようと思い、出かけた。大越さんからは震度6弱だったけど、地盤が堅固だったせいかそれほどの被害はなかったとの話は先ほど聞いていた。
走り始めると、自転車専用レーンがあった。カラーは空色だった。
オートバイが侵入してくるが、乗用車はしっかりと守っているようでした。
市役所本館は被災し、執務できない状況となっていた。他には、焼き肉のお店だろうか、ビルが倒れそうになっていて、交通が遮断されている場所など確認できた。
約1時間程度、自転車で開成山公園をぐるっとまわり、市中をゆっくり見学し、ホテルに戻った。
その後、大越さんに夕食を姑娘飯店でご馳走になり、部屋に戻った。大越さん、今日は大変お世話様でした。ありがとうございました。
明日は午前中『会津』へ、昼には郡山に戻り、『平泉中尊寺』まで行きます。
それでは、またお会いします。